今年もまもなく終わりごろ・・・
最近急に風が強く、外を歩くと一瞬にして手肌が凍りつくような寒い日々が続いていますね。みなさま風邪やインフルエンザに負けず、師走の忙しい日々を過ごしておいででしょうか?とぉ〜っても寒がりの私はどうにもこうにも布団が恋しくて、ぬくぬくと一日中こもっていたいので、お別れする朝がとても辛いのです・・・。
おてんば娘は久良岐能舞台のチラシを作ったりもしていますが、この時期は「年賀状」もデザインして用意するんです。久良岐能舞台もお陰様で年々新しいお客様が増えて年賀状も去年よりさらに増えてきました。今、私の右手には真っ白の年賀状が届きました。今か、今かと印刷されるのを待っているようです。
さて、そんな冬の風が吹く前、先月末の紅葉が見ごろを迎えた頃「能楽囃子の楽しみ」を実施しました。
久良岐の門までくると溢れるような赤いモミジと、その奥には柿か金柑のように光輝くモミジがお出迎え♪この日は太鼓方 大川典良先生の指導のもと、能楽における囃子の役割や囃子体験など盛りだくさんで開催しました。
まずはお話を聞き、囃子それぞれの紹介をしていきます。
囃子は通常一列に並んで奏します。その際全員の調子を揃えるのは「掛け声」なんだそうです。手元を見たりせず、その声を頼りに息をそろえるのは至難の業!声だけで調子をそろえている証拠に4人が背中合わせで演奏して下さいましたが、一糸乱れることなくできました!
その後で、能楽囃子と能面をお客様に体験してもらいました。
能面は普段間近で見ることも珍しく、触ることはほとんどできません。
能面を実際につけて、能舞台を歩く体験には長蛇の列ができました。
その分、参加された方にとっては思い出に残る貴重な体験となったようです。
もちろん、囃子の体験も大盛り上がりでした♪
笛は息をととのえてまっすぐ吹く、というのですがなかなか綺麗な音はなりません。
小鼓や大鼓はまず持ち方にてこずるようです。そして予想以上に叩く手が痛いくらい大鼓は皮が固くて、澄んだ音が出るのは至難の業。太鼓は叩いて音が鳴るのは容易に思われがちですが、バチの持ち方、叩く姿勢、構え、先生のようにはなかなかできません。
参加された方は予想以上の難しさに苦戦をしていました。
囃子・能面体験の後に、プロの技を観てみると・・・自分があんなに苦労していたものを使いこなす囃子方、あんなに視界が狭いのに堂々と動きまわるシテ方、どれもこれも圧倒されますね。
今回は特別に装束付きの舞囃子「経正」をご覧いただきました。
紅葉も見ごろが過ぎ、久良岐では落ち葉が朝昼晩落ち続けます。
ついに今週末は能「羽衣」のワークショップです。
今回は1月の能公演に先駆けて「羽衣」を深く学ぼうということで開催しますが、予想以上の好反響でチケットは既に完売し、準備する手にも力が入ります。
当日は大変詳しい解説資料もつけてお待ちしています。
どうぞお気をつけてお越し下さいませ。