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久良岐能舞台のお仕事 3  施設管理編 続き

最近は一気に春の香りがしていますね♪
この前は春一番が吹き、久良岐能舞台ではその風で木々の葉っぱがざんざかと落ち、掃除が大変だったそうです!!
久良岐ではかわいらしい「カワセミ」が姿を現しては水浴びをしていますよ♪

 

久良岐能舞台の庭園では梅も満開です♪
白・赤と今年は色がとっても綺麗で、甘い香りに包まれます♪

 

春は花見をしながら暖かさを実感する、良い季節ですね♪

ただし。。。私は花粉症がひどくてどうにもこうにもぼ〜っとしてしょうがないのです!!
風が強くないことを祈りながら、花粉がたくさん飛んでいないことを祈りながら、
毎日を過ごすせつない季節の幕開けです・・・。
特に実家の静岡は花粉散飛量が半端ないほど多いんです!!
なんたって山の中でそこら中に杉が青々と茂っているんですから!!

それに比べれば東京や横浜はなんて天国なのだろうかと実感していますよ☆☆
いや、それにしてもくしゃみと目がかゆいのは止まりませんね。。。(p_-)

さてさて、久良岐のお仕事レポート第3段です!!
この前はお庭の管理と能舞台のお手入れとか掃除について書きました。
今日はその続きです♪

こうして書いていると、
「アっ そうだ あれもあったんだ!!」
という具合にいろいろ思い浮かんじゃうんですけど。
そういうことってありません?
でも、そうやって後戻りしているといつまでもお掃除から進まないので・・・
まぁいっか!!としましょうね♪♪♪

ここにはいろんな道具類やら家具類があります。
まあ、どこでもいろんな家具や道具はあるんですけど、
こういう伝統芸能の専門施設になるとやっぱりちょっと違うものがあります。
能楽堂だからといって、面(おもて)や鼓や太鼓があるわけではありません。
そういうものは利用する人が自分のものを持って来るんです。
大切なお道具は人のものは使えませんから。

 

ここにあるすごいものは何かというと、それは能装束です。「びっくり!!」でしょう!?
お能の時に着ける肌着から最高は唐織のすごいのまで、何十点もあります。
すご〜くきれいです☆
館長に教えて頂いたところでは、能装束というものは古いものほど良いものだそうです。
(そっと教えちゃいますけど、館長は能装束の専門家なんですよ!!!)
ここのは2、30年のものしかありませんが、由緒のあるものだと何百年前のものとかあるそうです。
本当にすごいと思いますが、管理も大変なんです。

 

専用の総桐の大きな箪笥に、丁寧に畳んで、その上を畳紙(たとうし)で包んでしまいます。
畳み方は難しくて私には全然分りません・・・。
箪笥には特別な虫除けの香料を入れてあります。
箪笥を置いてある部屋は年中除湿機を動かして、保管に気をつけています。
装束は何かの能の上演に利用すると、そのあと数日間は風を通して乾かします。
もし汗が染み込んでいたりすると、ベンジンみたいので丁寧に拭いてクリーニングします。
皆さんは能装束を近くで見たことはありますか? 金糸銀糸とはこのことです。
本当の金箔を巻いた糸で編んであったり、生地の作り方なんかは私は全然わかりませんけど、
本当になんというか、厳かでキレイだな〜って、うっとりしてしまいます♪
ここに所蔵されている装束は年1回、9月の最初の土曜日に公開展示しています。
館長が説明をしますから、興味のある方は是非見に来てくださいね。

他には、お茶室があるのは前回に書きましたよね。お茶のお道具一式があります。
抹茶の粉とお菓子、茶筅さえ持っておいでになれば、そのままお茶会やお稽古ができるんです♪
こんなに至れりつくせりのお茶室の施設は他には無いんじゃないでしょうか? 
そんなことで、お茶をなさる方々には結構人気があるんですよ。
小さなお茶室からは久良岐の庭園(裏側ですがお茶には程よいワビサビの空間)が見えます☆

でもお茶室は一室しかありませんから、何十人とか何百人とかの大きなお茶会はよく計画をしないと大変です!!
毎年2回くらいは大勢の人が参加する大きなお茶会が開かれています。
私は見学したことがありませんから、実はよくわかりません。
でも、私の母と祖母がお茶を習っていて、小さい頃からお茶会に行き、家には茶室があります。
そのせいか、久良岐のお茶室にいると心が落ち着くように感じます♪
久良岐のお茶会にもいつか参加してみたいものです♪

今日は久良岐能舞台にあるお道具について書いてみました。
ではまた次回をお楽しみに♪

コメント (3)

さくらのかーちゃん:

はじめまして、さくらのかーちゃんと申します。
能舞台のお手入れについて質問したいのですが、能舞台の白木の床のお掃除は糠袋でお掃除すると書いてありましたが、糠袋の糠は米糠をそのまま晒し又はガーゼの袋に入れるのかそれとも糠を炒ってから入れて磨くのですか?
申し訳ありませんが教えて頂けないでしょうか。

実は地元の能舞台のお掃除を頼まれたのですが、掃除の仕方を知っている者が一人も居りません、突然で大変申し訳無いのですが教えて頂けたら幸いです。

さくらのかーちゃんさま

コメントありがとうございます。
久良岐のおてんば娘です。
ブログを読んでいただきありがとうございます。

能舞台のお掃除についてですが、「久良岐能舞台のお仕事 その2 施設管理篇(http://www.kuraki-noh.jp/blog/2009/02/post_30.html)」をご覧になって頂いたのでしょうか?
この場合の豆乳拭きというのは特別に板を張り替えたときのみの清掃です。
それ以降は糠袋で乾拭きになります。

糠袋は精米店などで購入した米ぬかを用意します。
木綿などしっかりした無地の柔らかい布で二重になるように袋を作り、その中におよそ半分くらい米糠を入れ、袋の端を縫い留めます。
大きさはだいたい枕くらいを想像していただければ良いと思います。
久良岐の大番頭は「糠袋は米ぬかの入った枕袋だ」と言っています。

ご不明な点ございましたら、久良岐能舞台 寺崎までお気軽にお問い合わせください。
(Tel 045-761-3854)

さくらのかーちゃん:

ありがとうございます、詳しく知りたいのでお言葉に甘えてお電話させて頂きます。

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